精神科の訪問でのこと。
同級生と地元のお祭りでの
写真を飾られている利用者さん。
最近、友人と連絡を取ったり
しているのか聞いてみようと
思いふと写真をみたら
写真が伏せられていた。
友人と何かあったのか?
今は写真について触れない方がいいかも。
と思い特に話題にせず。
他に変わった様子はないこと
確認し、この日は訪問を終える。
伏せられた友人との写真について
触れた方が良かったのか?
分からず所長に相談しました。
「僕だったらあえて聞きます。
相手の反応で、その話に踏み込んでも
良い関係が築けているかがわかると
思うんです。
そして、いつもと違うサインですよね」と。
なるほど。
独居であり、社会との繋がりは
訪問看護のみと言っていいだろう。
いつもと違うサインに気付けるのは
私たちなのです。
一歩踏み込むことで、新たな
関係性が構築できるのかも。
まだ関係性が充分でなかったら
ゆっくり焦らず関われば良い。
相手に一歩踏み込んでみると
新たに見えてくるものがあるのですね。